「BUNCH BOOKS COLLECTION」とは
「シングルカスクの神髄を紳士の世界観で。」
バンチとは「布を束ねた房(=Bunch)」
見本用にカットされた服地を素材・着用のシーズン・シリーズごとに分類し、本の形にまとめたものがバンチブックと呼ばれます。
スーツをオーダーする際には、この生地見本のサンプル帳から生地を選びオーダーすることが英国の注文洋服店では早くから一般的になりました。
ウィスキーでもシングルカスクボトリングは、スーツに例えるとオーダーメイド、英国ではビスポーク(BESPOKE)とも表現され、それはまさに細部に至るまでのこだわりと選び手の意図が表現された1樽と言っても過言ではないでしょう。
この「バンチブック」コレクションは、そんな紳士の世界観と、シンブルカスクボトリングの素晴らしさを重ね合わせ、200MLという見本サイズで、自分に合ったウィスキーをセレクトしてもらうことがコンセプトのシリーズになります。
選び抜かれたウィスキーを200MLサイズで色々飲み比べるのもあり、フルボトルを購入する前に200MLでその味わいを確認することもあり、またはコレクションするもあり、と多彩なニーズに対応した本シリーズ。
あなた好みの1本をより気軽に見つけてください。
「EIDOLON」とは
日本神話、民話や郷土親交、日本各地に残る昔話に伝承、登場する空想上の生き物、幻獣をテーマに「Classic」、「Contemporary」にアプローチを分けそれをシリーズ化したもの。
世界規模で発展し続けるスコッチウィスキーマーケット。
その中で出会う、厳選されたシングルカスクは正に幻のような存在であり、後世に語り継がれる存在になって欲しいという強い願いから本シリーズが誕生しました。
【The Great Heritage of Campbeltown.キャンベルタウンの偉大な遺産。】
第4弾の閉鎖蒸溜所インペリアル30年熟成に次ぐ、EIDOLON CLASSIC最後の1樽となる第5弾の原酒に選ばれたのは、1837年創業、製麦からボトリングまでのすべての工程を自社で行うこだわりで、古くから愛好家に根強い人気を誇るスプリングバンク蒸溜所から、再開されて間もない頃の1991年蒸溜、カスクストレングス、シングルカスクの原酒だ。
スプリングバンク蒸溜所は1979年から1987年まで生産休止状態にあり、1987年に限定的に生産開始、1989年になり漸く再開できた歴史がある。
2014年から新たに25年熟成がリリースされることから、25年を超える熟成年数の原酒は蒸溜所でも非常に貴重な原酒であることが想像できる。
スプリングバンクの真骨頂とも言えるベリー系果実の濃厚な甘さとブリニーなハウススタイル。
現行ボトルでは最高峰のスプリングバンクと言っても過言ではないであろう。