「BUNCH BOOKS COLLECTION」とは
「シングルカスクの神髄を紳士の世界観で。」
バンチとは「布を束ねた房(=Bunch)」
見本用にカットされた服地を素材・着用のシーズン・シリーズごとに分類し、本の形にまとめたものがバンチブックと呼ばれます。
スーツをオーダーする際には、この生地見本のサンプル帳から生地を選びオーダーすることが英国の注文洋服店では早くから一般的になりました。
ウィスキーでもシングルカスクボトリングは、スーツに例えるとオーダーメイド、英国ではビスポーク(BESPOKE)とも表現され、それはまさに細部に至るまでのこだわりと選び手の意図が表現された1樽と言っても過言ではないでしょう。
この「バンチブック」コレクションは、そんな紳士の世界観と、シンブルカスクボトリングの素晴らしさを重ね合わせ、200MLという見本サイズで、自分に合ったウィスキーをセレクトしてもらうことがコンセプトのシリーズになります。
選び抜かれたウィスキーを200MLサイズで色々飲み比べるのもあり、フルボトルを購入する前に200MLでその味わいを確認することもあり、またはコレクションするもあり、と多彩なニーズに対応した本シリーズ。
あなた好みの1本をより気軽に見つけてください。
「ART SESSION」シリーズについて
私達がセレクトするウィスキー・スピリッツと過去・現在を問わず様々なアーティスト・アート作品とのコラボーレーション。
それらを「Classic」、「Contemporary」にアプローチを分けシリーズ化したもの。
私達は常により良い原酒を探し求めます。
またラベルにしてもしかり、その味わいに相応しい美しさや表現を大事にしてゆきたいと考えます。
【熟成の頂点、爆発する果実の香味。】
ART SESSION CLASSIC第8弾の原酒に選ばれたのは、1824年創業、東ハイランドに位置し、ゲール語とピクト語が由来で「茂みによる斜面」を意味するフェッターケアン(Fettercairn)のカスクストレングス、シングルカスクの原酒。
政府公認2番目の蒸留所であることは意外と知られていないが、現在の蒸溜所は1901年に1度蒸溜所が閉鎖、解体された後に、Charles Mackinlay社が1960年に設立したものだ。
今回厳選された1樽は1990年蒸溜、大台の30年熟成を迎えた貴重な長期熟成原酒である。
ラベルには創業者であるラムゼイ一族の象徴でもあるユニコーンから、フランスを代表する画家ギュスターヴ・モローが描いた『一角獣』の油彩を採用。
30年もの間40度を切る手前まで熟成させた事により、フルーツの香味と熟成感を最大限に発揮した原酒に仕上がった、長期熟成ならではの魅力がつまった1本。