秩父蒸溜所
「イチローズモルト」で世界的にその名を知られる秩父蒸溜所は、ベンチャーウイスキーを創業した肥土伊知郎氏が2007年に開設。翌年2月より蒸留をスタート。マッシュタンとポットスチルはフォーサイス社製で、発酵槽はミズナラ材の木桶にこだわる。輸入麦芽に加えて地元埼玉県産の二条大麦「彩の星」等を使い、フロアモルティングも取り入れるなど、スコッチの製法を下敷きにジャパニーズの個性を活かしたウイスキー造りを行っているのが特徴。
“百世不磨”とは百代という長い年月を経ても磨り減らない意で、永久に価値を保ったまま存在し続ける事を表す言葉。
約100年に及ぶ日本のウィスキー製造の歴史に敬意を表し、「SEEK THE ULTIMATE」のテーマの元、日本の蒸溜所で樽詰めされた原酒から、RUDDER LTD.によって特別に厳選、瓶詰めされたオリジナルのシリーズである。
記念すべき第1弾は、日本で初めて誕生した本格ウィスキーと日本のブレンド技術、そして、クラフトマンシップに敬意を表し、あえてシングルモルトではないブレンデッドウィスキーを、クラフトディスティラリーの先駆けである秩父蒸溜所から厳選した。
伝統と革新のバランスを感じさせる最上の樽を味わいながら、日本のウィスキー文化の次の100年の更なる発展と成功を祈念したい。