商品説明
安積蒸溜所原酒をキーモルトとし、世界5大産地の原酒を使用したワールドブレンデッドウイスキー。自社熟成庫内の1万リットル収容マリッジタンク(アメリカンオーク)にて熟成。メープルシロップを思わせる甘い香り、クリーンで優しいハーブ香が心地よく、スムースに口中に広がる厚みのあるモルトの味わいや香ばしさとともにスパイシーな味わいも感じられ、モルト由来の甘みとやわらかな樽感とほのかに感じるピーティーな余韻がお愉しみいただけます。ノンチルフィルタード(非冷却濾過)、ナチュラルカラー(無着色)
(生産者資料より)
【東北最古のウィスキー蒸溜所】
ASAKA DISTILLERY
安積蒸溜所の歴史は、1946年にウィスキー免許を取得した山桜酒造にはじまり、東北最古のウィスキー蒸溜所として、世界に発信されるジャパニーズウィスキーの文化の一旦を担ってきた。笹の川酒造としての歴史は300年を超え、猪苗代湖の南に創業した1710年にさかのぼる。
戦後の混乱を経て、高度成長期の1980年代、「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と呼ばれ、笹の川酒造が送り出したチェリーウィスキーは北の雄として人気を得た。
しかし、世は移り嗜好の変化とともにウィスキー不遇の時代が訪れ、ウィスキーを詰めた熟成樽は倉の奥で眠る事となる。
2003年には、東の東亜も暖簾をおろすこととなり、紆余曲折の末、羽生蒸留所の原酒も笹の川酒造が預かることとなる。この原酒こそイチローズモルトであり、世界に発信されるジャパニーズウィスキーの文化の一旦を担ったとも言えよう。
そして、2016年冬、現在の安積蒸溜所が始動することとなる。