桜尾 2018ー2023 4年 アイラカスク #5153 “百世不磨”

DISTILLERY BOTTLING

JAPAN/HIROSHIMA
  • 税込価格:16,500 (税抜15,000 円)
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桜尾蒸溜所

蒸溜所の開設は2017年。広島県廿日市市の瀬戸内を望む海辺に建ち、対岸には世界遺産に登録された厳島神社の大鳥居が神秘的な姿を覗かせる。運営する中国醸造の前身がこの地に創業したのは1918年。熟成庫は蒸溜所内の桜尾と、安芸太田町にある国鉄時代の廃線トンネルを利用した戸河内の2カ所を所有し、その違いによりシングルモルトは「桜尾」と「戸河内」の2種類がボトリングされている。

“百世不磨”とは百代という長い年月を経ても磨り減らない意で、永久に価値を保ったまま存在し続ける事を表す言葉。

約100年に及ぶ日本のウィスキー製造の歴史に敬意を表し、「SEEK THE ULTIMATE」のテーマの元、日本の蒸溜所で樽詰めされた原酒から、RUDDER LTD.によって特別に厳選、瓶詰めされたオリジナルのシリーズである。

第3弾は、2017年開設、広島県廿日市市の瀬戸内を望む海辺に建つ桜尾蒸溜所より、ノンピート麦芽でありながら、アイラモルトの空き樽で4年の熟成が施されたユニークな原酒を厳選した。また、蒸溜所を運営する中国醸造(現・桜尾B&D)は1918年より創業しており、その100年後に仕込まれた原酒であるという事も感慨深い。
伝統と革新のバランスを感じさせる最上の樽を味わいながら、日本のウィスキー文化の次の100年の更なる発展と成功を祈念したい。

テイスティングコメント

香り:鉛筆削り、コーヒーの出し殻、新品の革製品、干し草、タイガーバーム、芝土、ヨード、ピートの煙。
 

味わい:浅煎りコーヒー、もみ殻、海藻、正山小種紅茶、レモンピール、フレッシュライムやグリーンオリーブ、乳酸系飲料、徐々にスモーク系のピートの香味が強くなる。
 

フィニッシュ:焚き火や燃えさしの力強いスモーク、カカオの渋みと仄かな酸、ブラックペッパーやナツメグのオークのスパイスが非常に長く続く。
 

コメント:アイラモルトの空樽で熟成をかけた事によって、原酒がより複雑且つ飲み応えのあるスタイルに仕上げられた。個性豊かなだけでなく、アイラモルト好きにも馴染みのあるスタイルに仕上がったハイブリットな1樽と言えよう。



Tasting comment by 北梶 剛

スペック

Region 地域 Japan/Hiroshima
ABV 度数 54 %vol.
Volume 容量 700ml

JAN:2100000001668