「ART SESSION」シリーズについて
私達がセレクトするウィスキー・スピリッツと過去・現在を問わず様々なアーティスト・アート作品とのコラボーレーション。
それらを「Classic」、「Contemporary」にアプローチを分けシリーズ化したもの。
私達は常により良い原酒を探し求めます。
またラベルにしてもしかり、その味わいに相応しい美しさや表現を大事にしてゆきたいと考えます。
スパイスと亜熱帯のフルーツサラダ。
ART SESSION CLASSIC第13弾の原酒に選ばれたのは、1852年創業、ゲール語で『緑の谷間』の意を持つダルユーイン蒸留所のシングルカスク。ジョニーウォーカーのキーモルトとして採用されている事でも知られ、リッチな酒質、スパイシー、中期熟成以上になると濃厚なフルーツの香味が感じられ、多くのブレンダー達が高く評価している蒸溜所の1つでもある。
今回厳選された1樽は、近年リリースが著しく減ってきた貴重な1990年代原酒より、1997年に蒸溜された23年熟成品。リッチでスパイシーなハウススタイルに加え、熟成によるエステル化が生み出した豊かで多様性に富んだ果実の香味が融合。中期熟成スペイサイドの魅力が凝縮された1本。また、今回のラベルは創業年と同じ時代の1851年〜1852年にジョン・エヴァレット・ミレーが手掛け、緑がとても印象的な「オフィーリア」の作品。ラベルに通ずる美しい果実の香味を楽しんで欲しい。
『オフィーリア』は、1851年から1852年にかけてイギリスの画家・ジョン・エヴァレット・ミレー(1829年6月8日- 1896年8月13日)に制作された絵画。オフィーリアはウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ハムレット』の登場人物であり、この作品では彼女がデンマークの川に溺れてしまう前、歌を口ずさんでいる姿を描いている。