【About SCARLET for Bar CAOL ILA 20th Anniversary】
『Amaro:アマーロ』とはイタリア語で【苦い】を意味し、【苦味】を帯びたリキュールの総称で日本にも古来より「良薬口に苦し」という言葉があるように、薬として何がしかの効能を求め製造された歴史があった。
スカーレットは、日本の緋色(ひいろ)のことでコチニール貝殻虫から抽出された動物性の色の名称。
今回のリリースは恐らく世界で初めてのアマーロのシングカスクでのボトリングとなる。この記念すべきシングルカスクは、渋谷の名店「Bar CAOL ILA」の
20周年の記念として店主の小林氏と伊勢屋酒造代表元永氏の両者で選び抜かれた1樽。
1年6ヶ月の熟成を経たこの素晴らしい原酒は、まるでオールドボトルを彷彿させるかのような味わい。
元永氏の古巣でもあるBar CAOL ILA向けに詰められたこのボトルは期待を裏切らない至高のアマーロ。
【伊勢屋酒造】
神奈川県相模原市緑区(東京都と山梨県の境目にあり、都内からは電車で約1時間)に位置し、甲州街道9番目の宿場町小原に現存する、築100年の古民家を再生し製造場とした。
造られるリキュールの製造方法は古典的で、また製造から瓶詰まで全てハンドメイドでおこなわれる。
伊勢屋酒造代表 元永達也
渋谷のウィスキー・バーCaol Ilaにて店長を歴任。その後、新宿「ベンフィディック」や台湾「和酒」、中国のゴールデンプロミスの姉妹店「ウイスキーキャット」にて勤務し、ウィスキーをはじめ、カクテルにも造詣が深い。
その後、ヨーロッパを周遊中にスコットランドの蒸留所を始め70カ所ほど見学。
造り手の奥深さ、その土地の風土を生かしたお酒または農業の有様を体験、目の当たりにする。
特に、フランスとスイスの国境に位置するポンタルリエ、スイスの町(トラヴェール)の自然や人柄に魅了される。
渋谷駅から徒歩3分という立地ながら、落ち着いた雰囲気の、渋谷を代表する隠れ家的なモルトバーです。
カクテルにも季節のフルーツ等を取り入れて力を入れています。
特にシングルモルトは毎年スコットランドへ仕入れに渡英するほど。
オーナーバーテンダーである小林正英氏は、過去、多くのカリラののチョイスに携わり、カリラに関して日本で最も見識のあるバーテンダーの一人である。