「ART SESSION」シリーズについて
私達がセレクトするウィスキー・スピリッツと過去・現在を問わず様々なアーティスト・アート作品とのコラボーレーション。
それらを「Classic」、「Contemporary」にアプローチを分けシリーズ化したもの。
私達は常により良い原酒を探し求めます。
またラベルにしてもしかり、その味わいに相応しい美しさや表現を大事にしてゆきたいと考えます。
熟れた柿、塩味とライチ、かりん飴。
ART SESSION CLASSIC第14弾の原酒に選ばれたのは、1898年創業、『北の巨人』と評されるオークニー諸島に位置する蒸留所からの原酒。近年、その蒸溜所名を公にすることができないケースが多く、1990年代蒸溜に蒸溜された、20年熟成以上のリリースも著しく減少してきた。
今回厳選された1樽は、そのクオリティの高さ、そして、蒸溜年も同じであることから、第6弾で厳選されたハイランドパークのラベルをオマージュし、スペインを代表する画家フランシスコ・デ・ゴヤの代表作とされていた『巨人』の絵画を再び採用。穏やかで奥深い落ち着きのあるピートの香味と古木由来のウッディネス、熟成によって育まれた果実の香味が絶妙なバランスで繰り広げられる魅力溢れる1本。
ラベルのモチーフは、「巨人(The Giant)」または「巨人(Colossus)」と呼ばれている作品(番号なしの版画、1814-1818年)。フランシスコ・デ・ゴヤによる焼き付けのアクアチンエッチングで、題名が挿入されている版画の底部が削り取られている。