「BUNCH BOOKS COLLECTION」とは
「シングルカスクの神髄を紳士の世界観で。」
バンチとは「布を束ねた房(=Bunch)」
見本用にカットされた服地を素材・着用のシーズン・シリーズごとに分類し、本の形にまとめたものがバンチブックと呼ばれます。
スーツをオーダーする際には、この生地見本のサンプル帳から生地を選びオーダーすることが英国の注文洋服店では早くから一般的になりました。
ウィスキーでもシングルカスクボトリングは、スーツに例えるとオーダーメイド、英国ではビスポーク(BESPOKE)とも表現され、それはまさに細部に至るまでのこだわりと選び手の意図が表現された1樽と言っても過言ではないでしょう。
この「バンチブック」コレクションは、そんな紳士の世界観と、シンブルカスクボトリングの素晴らしさを重ね合わせ、200MLという見本サイズで、自分に合ったウィスキーをセレクトしてもらうことがコンセプトのシリーズになります。
選び抜かれたウィスキーを200MLサイズで色々飲み比べるのもあり、フルボトルを購入する前に200MLでその味わいを確認することもあり、またはコレクションするもあり、と多彩なニーズに対応した本シリーズ。
あなた好みの1本をより気軽に見つけてください。
「ART SESSION」シリーズについて
私達がセレクトするウィスキー・スピリッツと過去・現在を問わず様々なアーティスト・アート作品とのコラボーレーション。
それらを「Classic」、「Contemporary」にアプローチを分けシリーズ化したもの。
私達は常により良い原酒を探し求めます。
またラベルにしてもしかり、その味わいに相応しい美しさや表現を大事にしてゆきたいと考えます。
白ワインと焼きたてパン、かぼすが香るお吸い物。
ART SESSION CLASSIC第15弾の原酒に選ばれたのは、スぺイサイドはダフタウンに1896年創業したダフタウン蒸溜所の1樽。ディアジオ社の系列に属する蒸留所の中では最大クラスと言われているが、そのフルーティでフローラルな香味は、近年流通するオールドボトルとも共通する香味を感じやすいクラシカルなスタイルの蒸溜所であるといえるのではないだろうか。また、殆どがブレンデッドウィスキーに使用されるため、ボトラーズブランドからのリリースも多くない事で知られている。今回のラベルにはダフタウンの象徴でもあるカワセミが2羽描かれた、ゴッホの草木花鳥図を採用。麦芽由来の穀物の香味とフルーティ&フローラルなフレイバーがバランス良く散りばめられた展開が魅力の中期熟成ダフタウン。古き良き味わいも感じられる1本。