鎮西 吟之丈(ちんぜい ぎんのじょう)と申します。
私がメルマガ担当としてお送りする「今日のぎんのじょう」。
第15回目は、グレンゴイン蒸留所を深掘りしてみたいと思います。
グレンゴイン蒸留所について
グレンゴイン蒸留所は、ロブロイの国キリアン村のちょうど南に位置し、都市に近接しながらもダムゴイン・ヒルの麓に位置する魅力的な蒸留所です。
1833年にライセンスを取得したこの蒸留所は、かつては密造者たちの拠点であったと言われています。地元の歴史学者によれば、19世紀初頭には近くに約13の不法な蒸留所があったとされています。
2003年にイアン・マクロード社によって買収され、成長のポテンシャルを持つ「フラッグシップ」シングルモルトとして位置付けられました。
グレンゴインのウイスキーは、泥炭を使用せず、クリアで明るく、繊細なキャラクターを持っています。
今回はグレンゴイン蒸留所のオフィシャル品100%シェリ一樽熟成の25年を改めてご紹介いたします。グレンゴイン蒸留所は、グラスゴー近郊のちょうどハイランド地方とローランド地方の境界線上にあります。イアンマクロード社が経営権を取得してからも、その創業当初からのウイスキーのスタイルは何も変わること無く、現在のスタッフに受け継がれています。
ご紹介する 25 年熟成は希少な100% シェリー樽熟成です。
香りはリッチでエレガントなシェリー香、古いレザーに熟成されたオーク。甘く芳醇なボディーにきれいなレーズン&フィグ、優しいチョコレートに葉巻。フィニッシュはチョコレートビター&スパイシー、オレンジピールで素晴らしく長く続きます。クラシカルなシェリーカスクで芳醇かつリッチなスタイルを堪能できる秀逸なオフィシャルボトルです。