1670年から始まる 「ワーシーパークの歴史」
WORTHY PARK ESTATEは、1670年創業。 ジャマイカがイギリスの正式な植民地となった年にクロムウェルへの功績を称え、フランシス・プライス中尉に840エーカーの土地が与えられたことに始まる。 サトウキビの商業栽培は1720年に始まり、現在も衰えることなく続けられている。 中心部から少し東のSt.Catherine教区の北西部に位置し、1741年以来ラムを作り続け、現在稼働しているどの蒸溜所よりも古い歴史を持つ。1918年、クラーク家により運営が行われるが1960年代初頭に砂糖の価格の暴落により政府の要請の下、その歴史に幕を閉じる。
※クロムウェル=イギリス・ピューリタン革命(1642~49年)の指導者。またアイルランド、スコットランド征服、カリブ海へ進出など植民地政策を進めた中心人物。
その後、ラムの製造を再開することはなく、砂糖の製造のみを行ってきたが、2004年にワーシーパークの4代目当主であるゴードン・クラークにより、新たに蒸溜所が再建。40年ぶりにラムの蒸溜所が再開する。設立当初からの“Cane to Bottle”のスタイルを踏襲し、2007年にはRum-Bar Overproof Rumが誕生。「ジャマイカ最古の蒸溜所」であり、「ジャマイカのイノベーター」として、わずか15年足らずでジャマイカ唯一のシングルエステート・ラムとして世界的なラムのブランドへと返り咲いた。
2023年には、IWSCにおいてRUM PRODUCER OF THE YEARに値する“トロフィー”を受賞、また、ISCにおいてはツーリズム部門でダブルゴールを受賞。名実ともに、今、世界中で最も話題のラムとなった“ワーシーパーク”をご紹介。
WORTHY PARK ORVERPROOF
ラム酒の原点に敬意を表し、誕生した新定番。サトウキビジュースと糖蜜の原酒をブレンド、オーバープルーフでボトリング。ワーシーパーク特有のハイエステルな香味がサトウキビの甘さと調和。