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越後薬草 YASO Absinthe prototype03【2024年3月21日メルマガ】
ECHIGO YAKUSOU
JAPAN/NIIGATA
税込価格:
8,580
円
(税抜7,800
円)
(税抜希望小売価格:円)
数量 :
かごに入れる
鎮西 吟之丈(ちんぜい ぎんのじょう)と申します。
私がメルマガ担当としてお送りする「きょうのぎんのじょう」。
第16回目は、少しウイスキーを離れ、アブサンについてです。野球ではなく薬草酒の一種です。ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなどを中心に複数のハーブ、スパイスが主成分である。
芸術家たちに愛され、その禁断の魅力で知られるお酒、アブサン。お酒自体は未体験かもしれませんが、アブサンについては耳にしたことがある、という芸術的感性を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ドガ、ゴッホ、ピカソなど、様々な芸術家たちがアブサンをテーマに作品を描いています。彼らの作品の中には、アブサンの中毒症状を描いたものもあり、その魅力や影響力が感じられます。
この禁断のお酒が芸術界に与えた影響は計り知れず、その美しさと危険性がまた新たなる創作の源泉となっています。
アブサンはスイスでは1910年、フランスでは1915年に禁止され、以後「幻の酒」として知られるようになりました。この禁止の理由には、ニガヨモギに含まれる成分のツヨン(thujone)が脳の神経系統に変化をもたらすことが発見され、幻覚や痙攣、自殺癖などの症状を引き起こす可能性があることが大きな要因でした。当時はツヨンの量を制御する技術が未熟であり、確認する手段もありませんでした。
現在、アブサンに含まれるツヨンの許容量は35mgまでと定められています。
これは当時の7分の1に相当します。また、アブサンのアルコール度数も当時の70%から50度前後に低下しており、アルコール中毒のリスクも軽減されました。
スイスでの製造禁止の背景には、あるアブサン中毒者が妻子を鉄砲で撃ち殺すという事件がありました。しかし、関係者によると、この男はアブサンだけでなく白ワインの常飲者でもありました。失業などといった社会的問題があり、アルコール中毒者が多く見られたため、アブサンだけを非難するのは適切では無い反面。 喪失のお酒としてのイメージがあるのはこういった側面があるからなのかもしれません。
フランスの老舗メーカーであるディスティルリー・エ・ドメン・ド・プロヴァンス社が製造するABSENTE / アブサントは、近年日本でも取り扱いが増えています。過去には国内メーカーもアブサンを販売していましたが、現在は製造されていません。また、2015年には日本のヨモギを使用した和ぶさんがクラウドファンディングによって商品化されました。2020年には、アブサンの市場拡大を図り、アルコール度数26度のアブサントが製品化されました。
薬草リキュールにスポットが当たることが多くなった昨今、アブサンが飲める場所も以前よりかなり多くなった印象があります。
画家をも魅了したアブサンの片鱗を味わってみませんか?
ぎんのじょうコメント
アブサンの飲み方といえば、アブサンファウンテンで加水したり、角砂糖を溶かして飲むクラシックスタイルなどが挙げられますが、個人的にはソーダやトニック割もおすすめです!
また少しジャンキーな感じもしますがコーラ割りなんかもアリだったりします。。。
スペック
Region
地域
Japan/Nigata
ABV
度数
58.0%vol.
Volume
容量
700ml
トップ
過去の吟之丈
越後薬草 YASO Absinthe prototype03【2024年3月21日メルマガ】
JAN:
2500000002762