『Amaro:アマーロ』とはイタリア語で【苦い】を意味し、【苦味】を帯びたリキュールの総称で日本にも古来より「良薬口に苦し」という言葉があるように、薬として何がしかの効能を求め製造された歴史があった。
スカーレットは、日本の緋色(ひいろ)のことでコチニール貝殻虫から抽出された動物性の色の名称。1800年代のアマーロのレシピ等を参考に、25種類のボタニカルを用いている。
「SCARLET The First」を発売してから一年が経ち、試行錯誤の末に漸く、納得した味わいの薬草酒が完成した。今回初のレギュラー品となる「Aperitivo」はオレンジピール、ジャスミン、ニガヨモギ、マジョラム、ホップなどを中心に25種類のボタニカルで構成。苦味と甘味のバランスが程よく、後からじわじわと追いかけて くるビターなテイストが癖になる1本。同ブランドのカスクマリッジとは対照的に樽での後熟は行わず、それに合わせた ボタニカル配合で軽快な飲み口に仕上がっている。より汎用性が広がりカクテル の材料としても非常に扱いやすい1本なので、是非色々な飲み方で試していただきたい。
「食前酒」という意味。食事の前に胃を刺激し食欲を増進させ、会話を弾ませる きっかけとなるように古くからラテン文化圏で馴染みのある習慣。
[ボタニカル]
草 : レモンバーム、ゴールデンベリースプラウト、セージ etc.. 根 : アンゼリカ,リコリス etc..
木 : シナモン etc..
皮 : ブラッドオレンジ etc..
花 : パッションフルーツフラワー、ジャスミン etc..
25種類のボタニカルを使用。
[テイスト]しっかりとした薬草の主張があって、どこかフラワリーで懐かしい。
飲み進めると、もう一口とー、後引くビター感がくせになる。余韻も程よく長くてスパイシー。