前代未聞、狂気のエスプレッソリキュール。
About
話題の薬草酒「SCARLET」を手がける伊勢屋酒造元永氏と「スーパーフルーティー」をテーマに掲るコーヒーショップACID COFFEE 塚田氏によって生まれた企画である。構想は3年前にも遡りようやく実現したのだが、あまりにぶっ飛んだ内容であり、唯一無二・革新的でありながら「狂気の沙汰」とも言える前代未聞のエスプレッソリキュールが爆誕したのである。
奥深い味わいを求め原酒にはピーテッドタイプのウイスキー樽でフィニッシュをかけたベーススピリッツを採用した。ボタニカルには、チコリ、バニラビーンズ、アンゼリカ、カカオニブ、モリンガなどを中心に19種類を使用し、浅煎りの豆を活かしてフルーティーな部分が出るように設計。さらに今回は総生産800本に対して100kg の豆を用いた、利益という概念を全く度外視した豆原価である。
そして100kgの豆はアシッドコーヒーのマシンにて8400回、塚田氏によって抽出されたのである。これはコーヒーが本来持つフルーティーな部分を消さぬよう(活かせれるよう)土台の味わいを生み出すための大事な作業だった。最後にピーテッドタイプのウイスキー樽で原酒をマリッジし、更にコクがあり奥行きのあるテイストに仕上げた。
※稀に澱があることがございますが品質に問題はありません。変色の可能性がありますので直射日光は避けてください。
【伊勢屋酒造】
ACID COFFEE 代表塚田健太
日本でバリスタとして活躍後、バックパッカー中に海外でもバリスタとして更にコーヒーの経験を積み、帰国後はグリッチコーヒーでバリスタを務める。
コーヒーのサステナビリティを意識し「抽出したコーヒーは1滴も無駄にせず使いきる」という強いコーヒー愛の持ち主。文学、写真に精通し写真に関しては、個展を開催するほどの実力。
ウイスキーについても造詣が深く、96のベンネヴィス、89のブナハーブン、91のアイリッシュを買いすぎるクセがある。アレン氏のラフロイグ25年が宝物。
伊勢屋酒造代表 元永達也
渋谷のウィスキー・バーCaol Ilaにて店長を歴任。その後、新宿 「ベンフィディック」や台湾「和酒」、 中国のゴールデンプロミスの姉妹店「ウイスキー キャット」にて勤務し、ウィスキーをはじめ、カクテルにも造詣が深い。その後、ヨーロッパを周遊中にスコットランドの蒸留所を始め70カ所ほど見学。 造り手の奥深さ、その土地の風土を生かしたお酒または農業の有様を体験、目の当たりにする。特に、 フランスとスイスの国境に位置するポンタルリエ、 スイスの町(トラヴェール)の自然や人柄に魅了される。
※お一人様1本まで