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『Amaro:アマーロ』とはイタリア語で【苦い】を意味し、【苦味】を帯びたリキュールの総称で日本にも古来より「良薬口に苦し」という言葉があるように、薬として何がしかの効能を求め製造された歴史があった。
【フェルネット】について
その出自はイタリア北部に起源を持つハーブ系リキュールだが現在は世界中、特に南米では非常に人気がある。多くはアルコール度数が35〜40%とハーブ系リキュールの中では高く、シャープで強い苦味を伴いクリアな味わいが特徴である。そして糖度はカンパリの半分以下で、苦味の主体は主に北半球の温帯地域に分布するゲンチアナや仕上げにミントを用いるものが多い。
【スカーレット フェルネットアマーロ】について
日本ではゲンチアナは薬機法において使用することはできない。主たる苦味はフレッシュチコリやアロエで構成しており、同社のヴェルデアマーロとは異なる鼻に抜ける苦味がある。そして苦味と旨味のバランスが良くエキス分は僅か8%だが程よく甘味も感じ、2年以上の樽熟成原酒とそうでない原酒をブレンドすることで深い味わいを生み出した。
【以下製造元より】
苦いは美味いのか?この問題に今回は真摯に向き合った。やはり苦いだけではその美味しさを伝えるのは困難を極めた。ところが、パラサントやフレッシュチコリ、アロエといった新たに追加したボタニカルが苦みだけではない一層奥行きを創り出す大きなヒントとなったのである。
今までのシリーズにはないレイヤーの味わいですが、やはりクセになる苦みは僕自身とても気に入って飲んでいます。食事の合間にも楽しんで下さい。
稀に澱があることがございますが品質に問題はありません。
限定生産品につきコルク栓での瓶詰された商品になります。
変色の可能性がありますので直射日光は避けてください。
[ボタニカル]
花:ラスベリーフラワー、エルダーフラワー
草:ベルべイヌ、ミント、ルイボス
根:ガランガル、ウコギ、スイバ、チコリ
木:黒文字、シナモン
皮:ブラッドオレンジ etc..
合計 29種類を使用
【伊勢屋酒造】
伊勢屋酒造代表 元永達也
渋谷のウィスキー・バーCaol Ilaにて店長を歴任。その後、新宿「ベンフィディック」や台湾「和酒」、中国のゴールデンプロミスの姉妹店「ウイスキーキャット」にて勤務し、ウィスキーをはじめ、カクテルにも造詣が深い。
その後、ヨーロッパを周遊中にスコットランドの蒸留所を始め70カ所ほど見学。
造り手の奥深さ、その土地の風土を生かしたお酒または農業の有様を体験、目の当たりにする。
特に、フランスとスイスの国境に位置するポンタルリエ、スイスの町(トラヴェール)の自然や人柄に魅了される。